私にできること

311日の東日本大震災が発生してから丸3日が過ぎ、日本のさまざまな被害状況が克明になり、また現在も緊迫している状況が続いています。

被災された方々、現在も日本で不安な思いをしている方々、家族を残して海外にいらっしゃる方のために心から祈りたいと思います。

 

故郷から離れた私たちにはオンラインで様々な映像や情報が入ってきて、むしろ実際に被災された方々よりも早く全体を把握したということもいえるかもしれません。

実際に地震の直後は海外からの電話のほうがつながりやすかったようで、身内の方の安全をすぐに確認できたというのが大方の友人の話でした。

 

私は翌日の夜まで神奈川の実家の母と連絡が取れず、歯がゆい思いをしました。

母は群馬の山中でウォーキングをしていたところ地震にあい、その後田舎で素泊まりの出来る宿を見つけて一晩滞在したとのことですが、震度5強の地震のため、電気も水も止まった状態だったそうです。

 

なかなか母と連絡が取れない間、私は市のホームページなどで被害状況を確認したり、友人たちのFacebookでの報告を参照にしていました。

メールが通じない場合もFacebookTwitterへはつながりやすかったそうで、今回の地震をきっかけに登録した友人もたくさんいます。

仙台や青森の病院に勤務している知人たちは、地震発生当初から今まで懸命になって働いています。

青森では電気も暖房も消えた病院で患者様の治療にあたり、緊急のカテーテル治療なども行ったようです。それでも今日になってカテーテルも足りない状況とのこと。

仙台の循環器の病院でも水と食料が死活問題になってきているということです。

 

医療界では3月に予定された学会などはほとんど中止の予定です。海外からの渡航も禁止されている現状ですから、観光業なども大きな打撃を受けてしまいます。

 

しかし、原発の不安もある中、私が聞く意見は、命があるだけでありがたい、とにかくみんなでこの危機を乗り切ろう、節電でもなんでもするから、まずは被災地の方々を一人でも多く、一刻も早く助けたいという願いが多いです。

 

今の私には義援金を送るなどのことしか出来ませんが、精一杯祈りたいと思います。

下記は募金情報のまとめです。

 

http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin

 

マスコミの情報には不安や怒りをあおるようなものもありますが、そのような感情に左右されず、気持ちをやさしく、強くもって、皆様がこの危機を乗り越えられますように。